おもてなしの心

こんばんは。

If you want to be happy, be.

 

幸せになりたいのなら、なりなさい。

 

- Leo Tolstoy (トルストイ) -

 

 

 

 

本日もお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

さて、

こちら鳥取県では大雪となりました。

 

 

最近では

大雪、といえば鳥取県。

というくらい連日、ニュースでも話題になっています。

 

 

西日本では大雪のチャンピオンになったのでは

ないでしょうか。

 

 

 

地域住民の方々は

あまりに大雪のため、夕食の買い物に出るのも

一苦労、のようです。

 

 

 

鳥取県という地域性を否応なく

思い知らされる瞬間でもあります。

 

 

 

世界経済はこれまでグローバル化し、

どんどん単一化してきました。

 

 

 

このような

大雪地域、鳥取県でも

大型スーパーができはじめ、

日本全国からいろいろな製品が

入ってくるようになりました。

 

 

 

 

どこにいても

一律に同じものが手に入る、

このことは

文明の発展、経済の発展には

とても役立つように思えます。

 

 

たいへん合理的で、

スピーディーな印象を受けます。

 

 

 

しかし、その反面、

地域性などの個別性は

失われつつあります。

 

グローバルで一律化しようとした

結果、格差が拡がった、という

ニュースもあるくらいです。

 

 

例えば風邪をひいて病院に行ったとします。

お医者さんに診察していただいて、

必要あれば検査していただいて、

注射をする、薬をもらって帰る。

 

で、何日かしたら、

もう一度診察してもらって、

お医者さんのオッケーが出たら完治。

 

 

だいたいこんな感じでしょうか。

 

 

 

たいへん合理的で

スピーディーです。

 

 

 

 

整体操法を設計する際に

 

(整体を行う内容、といいますか、

どういった目的で行うか、とか、

どこをおさえるか、とか、

どういった手順でやるのか、とか

決めることを操法を設計する、

といいます)

 

いろいろと考慮しないといけないことはあります。

 

 

 

例えば、

腰痛という一つの状態を取り上げてみても、

 

自律神経系由来のものや

消化器系統由来のもの、

運動器系統由来のもの、

生殖器系統由来のもの、

排泄系統由来のもの、

 

その他にも原因はいろいろと

考えられ、

腰痛ならば、こうやってこうやって・・・

とは一概にはならないものなのです。

 

 

 

症状を診て、それから処方が決まる、

お薬のようにはいかない訳です。

 

 

 

ですので、

肩こりや腰痛など

一般的に多くの方が抱えている症状でも

同じ人はなかなかいない、

というのが印象的です。

 

 

 

症状はもちろん、

回復していく速度も

人それぞれで、これもまた

同じ人はなかなかいない。

 

 

 

 

痛みや症状は同じであっても

原因は、

それぞれにカスタマナイズされた結果、

ということのようです。

 

 

 

だとすれば、

我々もその人その人に

応じた整体操法をカスタマナイズし、

設計しなければいけません。

 

 

 

医学というものが西洋由来のもので

あるならば、

日本の整体は日本的でなくてはなりません。

 

 

その人個人個人に対して

カスタマナイズしていく。

 

 

このことが本当のおもてなしの心

なのです。

 

 

 

本日もお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

 

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