病人の心得:失敗から学ぶもの

心理

おはようございます。

 

失敗とはより賢い再スタートのチャンスだ
ーヘンリー・フォードー

 

鳥取県大山町と琴浦町で
整体をしています、
愛光流からだと心整体の隅田真人です。

 

本日もお読みいただき、
ありがとうございます。

 


失敗や間違いというのは、
しない人はいないのだが、
できればしたくない。

 

失敗や間違いをすると
目上の人から怒られて
イヤな思いをした経験が多いからであろう。

 

ダメな奴と思われることに対する恐れ、
というものもあるのかもしれない。

 

どんな
頑張りも忍耐も
観念、信念も
過ぎてしまえば病むことになる。

 

さて、そのサインを
チャラにしていいものなのだろうか?

 

身体の異常は、
どなたも持っているもの。

 

普段は無理をして
お仕事をしたり、生活していますが、
いよいよ、ダメになったら、
病院へ行ったり、
整体に来られたりします。

 

まず、
病院で異常を診察してもらい、
それから、
なかなか病院では
満足が得られないので
整体に来ました、
という方が多いです。

 

最近ですが、
僕の整体に来られる会員さまは
子供さんが増えてきました。

 

中学生や高校生。
小学生のお子さんもおられます。

 

もちろん、保護者の方が
他の会員さまに紹介されて
連れて来られる、という
パターンがほとんどなのですが。

 

子供さんたちも確かに
草臥れているお身体が多く、
整体操法を受けられた方がいい、
状態であるのは確実です。

 

しかし、
連れて来られる保護者の方の
お身体も相当草臥れている様子です。

 

自分のことはさておき、
子供のことを何とかしてあげたい、
そのようなお気持ちは
同じ親として
とても理解できますし、
まず、子供から。
よくわかります。

 

子供さんを整体に
連れて来られることは
とても素晴らしいことですし、
子供さんを見させていただいて、
とても感謝しています。

 

しかし、ご自分はいいのですか?

 

あまり良くないもの、
と考えているにも関わらず、
自分は大量のお薬を
腹にためながら、
自分はともあれ、
子供には良くなってほしい、
と考えている。

 

病院は保険がきくので
手出しの支払いは少なく見えます。

 

我々のような整体は
実費が多く、
お財布にかける負担も多いです。

 

負担の大小に関わらず、
病院でも整体でも
結果が欲しいし
治らないのは勘弁ならない。

 

使ってくれる時間や手法は
長く、多彩であってほしいし、
何なら、手土産(薬や漢方、お得な情報)
までもらって帰りたいくらいだ。

 

身体の異常が
身体からのサイン、合図、
身体が身体の状態を無視して
走り続ける行為を警告している、
としたら。

 

身体が
変化を求めているとしたら。

 

だとしたら、
それを見ないようにすること、
それを無視しようとすること。

それは自分自身に対する
大いなる裏切りである。

 

自分自身の身体を信頼していない、
自分自身の感覚を信頼していない、
ことになるからである。

 

確かにこれまで走り続けてきた。

 

身体の異常を起こす、
ということはある意味、
今日まで歩いてきた、走ってきた、
方法が間違っていた。
もしくは
優先する順番が間違っていた、
選択が間違っていた、
のかもしれない。

 

間違いを認めるのは辛いし、
イヤなものです。

 

間違いや失敗は
できればなかったことにしたい。

 

そのために病院や整体に行って、
治療を受けられても
本当に
満足を得ることができるのでしょうか。

 

失敗とはより賢い再スタートのチャンスだ
ーヘンリー・フォードー

 

本日もお読みいただき、
ありがとうございます。

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