整体:季節の身体は本能への回帰 ~交感神経系と副交感神経系~

整体:季節の身体は本能への回帰 ~交感神経系と副交感神経系~

 

こんばんは。

 

鳥取県大山町と琴浦町で
整体をしています、
愛光流からだと心整体、隅田真人です。

 

今日は
春の嵐、とも言える一日でした。

 

突風、強風、大雨、雷。

 

指導室前の花が
飛ばされてひっくり返っていました。

ポストに使っている
オレンジ色のスチールボックスも
飛ばされてしまいました。

 

大きな音を立てて飛んで行ったので、
びっくりして追いかけ、
拾ってもどりました。

 

自然の驚異といいますか、
自然の強大な力を
改めて感じたのですが、
これを
私たちの身体に
置き換えてみたとしたら、
どうでしょう?

 

整体では
季節ごとに身体は変化し、
身体は
その季節に応じた反応を現す
と考えています。

 

春には春の身体、
梅雨には梅雨の身体、
夏には夏の身体、
秋、冬とそれぞれの身体があり、
その季節の波に乗っている身体は
適切な症状を出し、
それを乗り越えることによって
身体を整え、浄化し、
また次の季節へと
移りかわっていくのです。

 

ということは、
季節の波にうまく乗れていない身体
というのは、
あまり好ましいとは言えず、
季節の波に乗ることが
一つの目標となるのです。

 

季節の波に乗る。

自然のリズムに応じて身体を変化させていく。

 

こういったことは、ある意味、
人間の本能へ回帰していく行動、
ともいえます

 

自律神経系~交感神経系と副交感神経系~

 

さて、これまで
述べてきました事柄から
リズム、
という言葉に注目しましょう。

 

リズムに乗る、
波に乗る、
ですね。

 

リズム、といって
真っ先に思い浮かぶのが
自律神経系です。

 

自律神経のアンバランスが
原因で
さまざまな病気が起こる、
と言われています。

自律神経失調症、
なんていう病気も
あるみたいですね。

 

自律神経は
身体のいろいろな部分に作用するため、
それらをひっくるめて
自律神経系と呼んでいます。

自律神経が関わるところ、
という意味です。

 

自律神経系は2つに分けられ、
一つが交感神経系、
もう一つが副交感神経系、
と呼ばれます。

 

これらはお互いに
バランスを取り合っています。

 

片方が興奮したら
片方が抑制し・・・
という風に働きを分けています。

 

このように両方が
うまく作用するといいのですが、
片方に働きが偏ると
いろいろと不都合が出てきます。

 

交感神経系

 

交感神経系が
過剰に働き続けることで、
痛みや愁訴に悩まされ、
いわゆる過敏状態、

身体の戦闘モードが発動、
継続されます。

 

身体の中は戦い続けていて
休まることができない状態です。

 

精神的にも
不安や緊張に囚われます。

 

いわゆる高ストレス状態、
というのは
このような状態を指します。

 

 

副交感神経系

 

一方、このような
ストレス社会、
と言われている現代で
副交感神経が
過剰に働いている人なんているのか?

とお思いかもしれませんが、
副交感神経系が
過剰に働いた場合の症状として
代表的なものが喘息、
と言われています。

 

意外と多いですよね。

喘息をお持ちの方って。

 

特に夜、寝室で
横になったときに
咳が出てくるタイプの人はそうだ、
といえるでしょう。

 

喘息を一応、
医学的に説明しておきます。

 

喘息

元来、喘ぐという意味で
呼吸困難の症状を現します。

 

現在は気管支喘息を
意味することが多いですが、
心臓性喘息を指すこともあります。

 

気管支喘息

種々の刺激に対して
気管・気管支の反応性が亢進し、
広範な気道狭窄によって
症状を現しますが、
その強さが自然に、
あるいは治療により変化する
疾患です。

 

喘鳴を伴う
可逆性の呼気性呼吸困難を
呈します。

ただし、
特定の心肺疾患によるものは除外します。

アレルギー反応以外にも
多くの原因(誘因)が考えられています。

 

です。

 

子供さんに多く見られ、
整体操法個人指導に来られても、
何回も何回も来られてから
ようやくおっしゃってくださる、
というくらい、
整体と喘息とは繋がらないのだな・・・・
と思い、
今回書いてみました。

 

 

交感神経系の異常に対する操法

 

交感神経系が
過剰に働き続けていて、
痛みや不安など
高ストレス状態の方への
操法としましては、
腰椎1番の調整を行います。

 

交感神経系が
過剰に働いている人は、
たいていの場合、
おなかや腹筋が硬くなりすぎていますので、
おなかをほぐすことも効果的です。

 

さらに
頭部の調整点があるのですが、
頭部も硬化していることが
多く観られます。

 

これらを調整していくことで
交感神経系の異常が
緩和されていくことでしょう。

 

喘息に対する操法

 

胸椎3番と胸椎4番が
咳には関係します。

 

胸椎3番が落ちて、
胸椎4番にひっつくのを
引き離そうとするのが咳、
という現象なのですが、
最近のように
気温が上がってきている
にも関わらず
咳が多く出る場合には
心臓に対する負担となりますので
注意が必要です。

 

先ほど述べました、
寝室で発症する咳の場合は
鼻に蒸しタオルをする
とよいでしょう。

 

喘息は
副交感神経系の異常であるので、
子供さんの場合、
ぬりえをさせるのも効果的です。

小学生や
もう少し大きい子供さんの場合は
ナイフで鉛筆を削る、
などもいいと思われます。

 

季節のリズムに乗れない

 

人間は
本来、季節を感じて生きています。

人間の身体は
季節に応じて変化していきます。

 

季節と共に流行する病気があります。
春であれば花粉症、
冬だとインフルエンザ、
これらも季節と共に発生する、
今や国民病といっても
過言ではありません。

 

なぜ、
現代人は季節の波に乗ることが
難しくなったのでしょう?

 

一説によると、
エアコンの使用が考えられます。

エアコンなどの空調設備の発達
によって
人間はどの季節でも画一的に
気温を保つこともできます。

 

湿度も
除湿器や加湿器を使うことで
かなりのレベルで
一定して過ごすことができます。

 

その進歩によって、
季節に乗じた
身体の本能を失ってきています。

 

春になると
冬の間に身体にたまった毒素を
大掃除するかのように
下痢をしなければいけません。

 

しかし、現実には
年中便秘の人、
排泄はあるのだけれど
整体的観点から出ていない人、

がおられます。

 

冬になると
身体は冷えが入らないよう
対抗するため、
閉まり、縮んできます。

春になっても
開いていない、
伸びが悪い人は
春になっていない、
と考えていいでしょう。

 

そのような春の下痢、
春の大掃除が進んでいない人の
多くは身体の右側が縮んでいます。

 

下痢を誘発する操法としましては、
右足の下腿内側、
ふくらはぎの内側面を
グリグリしましょう。

 

お近くに
身体の右側が縮んでいる人が
おられましたら、
ぜひ教えて差し上げてくださいね。

 

まとめ

 

自律神経系の切り替えが
不十分な人が
多くなってきています。

 

そのことにより、
季節性の国民病に
悩まされる人が増えています。

 

季節の波に乗る身体を得る
ということは、
現代病を克服し、
より自然に沿った、
人間が本来持っている本能を
回帰させることにつながります。

 

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