春の特徴
久しぶりの更新となりました。
3月はいろいろとやることが多くてですね、わかっていてもなかなかエンジンがかからないのが私です。３月というと確定申告の期限が近づいてきていてですね、特に今年はなかなか進まない。完全に自分次第なのですけど。わかっちゃいるけどというのも春の特徴の一つです。
春。寒かった冬から暖かい春の陽気がやってきます。秋から冬にかけて気温が下がってくるのに対抗して身体は徐々に閉じていくことで体内の熱を逃がさないようにします。それが春になりますと体内の熱を排出するように開いてきます。
この冬から春にかけての変化がうまくできないのが現代人の特徴でもあるのだと思います。春には体調を崩す人が多くみられます。
体内に熱がこもりますから頭痛やかゆみ、鼻づまり、くしゃみ、首の凝りなども増えます。
顔はホカホカしているのですが手足に触れると冷たい、なんだか冷えているという人がいます。こういった方は体内に熱がこもっていて、その熱のせいで火照っておられる。顔がホカホカするくらいだったらいいものの、頭の中でも悶々と考えてしまうのです。
こういった方はミカンの皮を食べるのがよいでしょう。七味に入っている陳皮です。陳皮は氣の停滞を取り除く作用がありますからなんとなく悶々と考えてしまうことも解消されていきます。
整体では風が吹いたらめまいが増える
陳皮が何にでも効果的かというとそうでもありません。
春に起きる症状の一つにめまいがあります。春先になるとめまいの人が増えます。整体では「風が吹いたらめまいが増える」と言われています。ことわざの世界では「風が吹いたら桶屋が儲かる」でしたっけ？整体の世界では「風が吹いたらめまいが増える」なのです。
こういった人に陳皮を使ったり七味を使うのは好ましくありません。氣が停滞しているのではなく氣が足りない人だからです。
氣が足りないのだから氣を巡らせようとするとよくない。貧血の人がお風呂に入って卒倒するような状態です。貧血の人には血を足すのが正しいですね。同じように氣が足りない人には氣を足すのが正しいです。氣を足す行為を補氣するといいます。
氣を足すにはどうしたらよいか？ですが、白米を食べることです。
白米です。玄米ではありません。玄米食をしている人はめまいの人が多いのは食事からかもしれません。
昔は白米食でしたから氣が足りないという人はそうそうなかったのですが、小麦を食べるようになってその分白米を食べる機会が減りましたから、それから氣が足りない人が出てきたのだと思います。現代病と言われているものの原因もそこにあるのかもしれませんね。
やる気が出ない人の特徴
氣といいますと「やる氣、元氣、○○」というキャッチフレーズがありましたが（古い！！）やる氣ですよ。なんだかやる氣が出ないという事務作業に向かう私のような状態が年中の人がおられます。
こういった人の特徴として足浴をしてもすぐに足が冷えてしまいます。せっかく足浴をしたのに保たない。足浴をしてすぐにきちんと拭いて、靴下も履いているのに冷えてしまいます。
氣の作用が弱い人なのです。氣があることはあるのですがその働きが弱くなっている。ですから足浴をしても熱を保つことができません。
この場合はおかゆを食べるとよいでしょう。おかゆを作る前に生米の状態で叩いてからおかゆを作るというのが正式な手順です。
高級食材となりつつある小麦は？
高級食材となりつつある小麦です。小麦の値上がり方がすごいですね！小麦に限らずですが、いろいろな生活に必要なものが２月に値上がりしました。そう思っていたら、３月にもまた値上がりしました。３月の値上げは3400品目みたいです。
４月には各電気会社の値上げが決まっています。4800品目の値上げが予定されているそうです。
ほんとうに大変です。これでも企業物価指数の上昇率に比べると消費者の値上げ率は少ないのです。おそらくですけど同じ上昇率くらいまで値上げは続くのではないかと思います。企業物価指数の上昇率が約９％と言われています。それに比べて私たち消費者の物価上昇率は４％から５％と言われています。何するにしてもお金がかかる時代です。
高級食材となりつつある小麦ですが、補氣の作用はありますか？と言われたらございません。小麦は氣を足してくれないのです。それどころか小麦は身体内に熱を生む食材ですからアレルギー系統の人などにはあまりお勧めでない食材の一つです。
私のように確定申告作業中の方、パソコン作業をよくする人、目を酷使している人は氣が足りません。補氣する必要があります。サンドイッチよりもおにぎりでもかじってパソコンに向かうほうが正しいでしょう。
そんなことより春は睡眠時間の確保をしっかりとすることも大切です。「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもので、睡眠をとるごとに春の身体に近づいてきます。
春における体調変化はさまざまなところに現れます。忙しくする春だからこそ、一息ついてから行動したいものですね。
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