よくなる、を考える

整体というものがどういったものなのか？

誤解もあれば単に知らないという部分もあります。

人間は経験と記憶の生き物ですから、これまでの経験や見聞した記憶を手繰り寄せ、こういったもんだろうと当たりをつけます。

ぼくも中華料理のお店に入ったらだいたいこういうメニューがあるだろうとか、だいたいこれくらいのプライスなんだろうというのが想像できます。その想像と味なども含めたサービスですね、これが勝ると満足しますし、そうでないと満足度は低くなります。

では整体の場合はどうなのでしょうか？

「腰が痛くなったら」とか「肩が凝ったから」という理由で整体に行く人も多いかと思います（愛光流ではほとんどおられないんですけど(‘◇’)ゞ）

「マッサージと整体の違いなんてわかりません」という人も多いと思います。

わからないんですから、知らないんですから仕方ありません。

ですから、今回このような記事を書かせていただきました。

「よくなるんだったら何でもいいよ」

では、そのよくなるについても考えていきたいと思います。

ちなみに頭痛をしたときに整体のことを思い出したりするでしょうか？

というところから始めたいと思います。

Facebookのタイムラインに流れてきた
頭痛になったらどうしますか？
どんなものかわからないから連絡しない
整体の立場から
Facebookの人の場合

Facebookのタイムラインに流れてきた

Facebookというものをしておられますか？

ぼくは個人でもしていますし、愛光流からだと心整体としてもページを持っています。

もし興味がございましたら友達申請してみてください。

できましたら、そのときにメッセージを添えていただけますと快く承認させていただきます。

もちろん、会員さまや実際にお会いしたことのあります方は承認させていただきます。

急に「誰？」っていう人から友達申請が来ても、それはそれで怖いものでして、ぼくはそういった場合は見なかったことにすることが多いです。

ですので、ぜひ友達申請を下さる際にはメッセージをよろしくお願いいたしますm(__)m

Facebookからですよ。

Facebookって世界的にユーザーがいて、Facebookの会社自体もめちゃくちゃ有名な会社ですし、今更説明不要ですよね？

Facebookはインターネット上で友だちの投稿が観れて、それに「いいね」と反応できたり、シェアできたりします。

動画を配信もできたり、画像をあげることもできます。ツイッターの記事などで気になるものとかをFacebookにあげることもできます。

自分が上げた投稿を閲覧することができる範囲も自分で設定ができます。友人にだけ、とか一般公開で誰でも見れるとかもできます。

Facebookをうまく活用し、ビジネスを展開している方も多いようですが、ぼくはまだそれほど使いこなせていません(;^_^A

Facebookはクループなども作成できて、そのグループ内だけで情報を共有したりもできます。

タイムラインにはグループのものも一般的なものもごっちゃになって流れてくるのですが、その反応としては使い分けるようにしています。

グループ内の方がよりレアな情報を共有していることになります。

Facebookの公開範囲は友人だけが閲覧できるように指定できるので、公開範囲を選択し、日々の記事をあげている方が多いです。

さて、Facebookをみていましたら、とある方が記事をあげておられました。

内容としましては、「朝早く起きて家族のお弁当を作りました」といったもの。

完成したお弁当の画像が一緒にあがっていました。

テキストの中には「頭痛に悩まされていて、くじけそうになったけど、そのままでいてもどうしようもないと思って、布団から這うように抜け出し、お弁当を作った」とありました。

頭痛になったらどうしますか？

頭痛を抱えながらお弁当を作るのは大変だったでしょうね～(;^_^A

ぼくはほとんど頭痛をしたことがないんですけど、たまに二日酔いの時に頭が割れそうに痛いことがあります。

二日酔いの頭痛とはわけが違うんだ、と言われてしまえば、それ以上想像もつかないのですが、頭が痛いというのは本当につらいものだということは共有できると思います。

みなさんは頭痛になると、どのようにされるんでしょうか？

一般的なこと言いますと「頭痛薬を飲む」ですかね。

おクスリを飲むことで頭痛を抑えるんですよね。

だいたいがそうだと思います。もしそれが続くようだったら、不安だったら大きな病院に行ってCTとかMRIとかを撮るんですよね。

それもいいことだと思いますよ。実際に脳内に血栓があったとか、脳血管の微細な損傷から頭痛がするというのは無きにしも非ずですし、それが脳梗塞などの早期発見にならないとも限りません。

しかし、多くの場合は病院に行ったけど、あまり改善しない。

CTとかMRIなどの画像診断では問題がなかった、という人ではないでしょうか。

それも何年も前から続いている。いつまでも治らない。

といったところでしょうか。

どんなものかわからないから連絡しない

こういったときに、「じゃあ初めてだけど整体に行ってみようか」ってなる人もいますし、そうではない人もいます。

それはどちらでもいいと思うのですが、基本的に多くの人はあまり積極的に連絡を取ってこようとはされないようです。

実際に整体通ってくださっている人からしてみれば「なんで連絡しないんだろう？」って思うかもしれませんが、知らない人からしてみたら整体自体がどういうものかわからないから連絡できないんだと思います。

もちろん病院に行っても、おクスリを飲んでも改善しなかったものですから、整体に行ってちょいちょいと触れられたくらいでよくなるのか？という不安もあるでしょう。

その不安を解消するためにお伝えするのは、病院でもおクスリでも治せないものは整体でも治せない、というのがあるひとつの結論です。

マッサージなんかに行ったって同じことです。

痛いというものを解消するのに、鎮痛剤などのおクスリに適うものがあるはずがありません。

人によったら、麻酔薬の分類に入るような内容のものまで医療機関から出されて飲んでいる人もおられます。それと比べるまでもないではありませんか、痛みをわからなくするという分野においては。

整体の立場から

整体の立場から言いますと、よくなるに決まっています。

整体は人間の回復力というものを使っていこうというものです。

人間の身体が勝手によくなる方向に持っていくのです。

身体自体も壊れたくありません。

だから治そうとします。身体も身体の機能を使って治そうとしているのです。

だから、そりゃ治るだろうというのが整体の基本的な姿勢です。

そのために身体の補助をする、身体が治しやすい状況を作るのが整体の役目です。

じゃあ、なんでいつまでもよくならないんだろう？

おかしいですよね。

だって人間の細胞は一年も経てばまるで別のものに生まれ変わります。

ということは、一年前の今とでは細胞レベルから別人になっていないとおかしい。

でもまだこれまでみたいに頭痛がしている。

これは細胞が生まれ変わっているんだけども、その生活習慣や思考のパターンが新たに頭痛を持っているわたしを創り出しているからに他なりません。

そんな人はおクスリを飲んでも、注射を打っても、改善するはずがないのです。

細胞が生まれ変わっても何にも変わらないんですから。

身体はよくなろうとしています。その足を引っ張るのは自分自身だということです。

不思議なもので、たまによくならない自分の身体を自慢する人もおられます。「どこに行っても治らなかった腰痛」とか「注射も効かない肩こり」とか。自分がいかに邪魔をするのがうまいかを吹聴しているようなものです。どうしてそんなことをするんだろうか？と思います。

自分自身の身体がどうなっているのか、そういった不安はあるでしょう。

悩まされているのですから当然です。

解消されたい、解放されたいと願うのも当然です。

よくなるのは決まっているのだから、どういう方向性で、少しでも早くその状態になっていくのがベストなのかを考えていくのが、整体にできることだと思っています。

Facebookの人の場合

ちなみにFacebookのその方の場合。

頭痛はいろいろな方向性があります。頭痛だと言われたらいろいろと考えないといけないことがあるのです。

しかし、おそらくですけどこの方の場合は腎臓の異常でしょう。

腎臓と呼吸器に問題がありそうでした。

実際に身体を拝見したわけではないのでわかりませんが、足の裏やふくらはぎを使いながら腰椎１番、３番、５番を調整し、腋窩を調整したほうがいいでしょうね。目の疲れがあるのか、それとも湿気の影響が出ているのか、あの画像に出ていた顔が赤くなっていた原因はなんだろう？それも観察して、なんとなくむくみもあるようだが両側性に出ているのか、それとも片方だけなのか。いろんなことを推察し、検証してみないとわかりません。

自宅でしていただくお手当の指導も、腰をねじる体操をしたほうがいいか、水かきを引っ張ったほうがいいか、足浴はしてくれるタイプだろうか、その辺りのお手当も選ばないといけませんね。

病院だろうとおクスリだろうとよくなるのはその人の身体です。

整体もそのお手伝いをしますが、痛いのをなくす、というだけのことは整体ではやらないのです。

多くの人が「痛くない=健康」だと考えます。

「熱がない=健康」もあるでしょう。

「腫れていない=健康」もあるかもしれません。

頭を抱えるほどの頭痛があるのにその原因を考えないで、痛みだけを一時的に逃しただけで「=健康」なのでしょうか？

ほんとうに健康で安心した生活、幸福な生活を求めるためにぼくたちは生きているはずです。

健康というものを「痛くない」という範疇に収めておくのはもったいないことだと思います。

快活な毎日を手に入れましょう。