夢・目標と背骨 ガリガリ君から学ぶ

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こんばんは。

 

鳥取県大山町と琴浦町で
整体をしています、
愛光流からだと心整体、隅田真人です。

 

ガリガリ君の開発者から学ぶ。
夢や目標と人生。

 

本日もお読みいただき、
ありがとうございます。

 

 


鈴木政次氏。

赤城乳業株式会社 監査役。
“ガリガリ君”の開発者であり育ての親。

1946年 茨城県出身
1970年 東京農業大学農学部農芸化学科
卒業後、赤城乳業株式会社に入社。
1年目から商品開発部に配属。
愛すべき失敗作を生み出しながらも、
「ガリガリ君」、「ガツンとみかん」、
「ワッフルコーン(大手コンビニPB)」
など、数々のヒット商品を生み出す。

 

 

鈴木政次氏の記事をご紹介します。

 

夢や目標を立て、それに向かい努力する。

そのことによって、
人は成功し、夢を叶えることができるのだ。

 

もちろんその通りだと思います。
大金持ちになろうとせずに
大金持ちになった人は
生まれつきそうとう
運がよかった人でしょう。

気が付いたら
プロ野球の選手になってしまってて、
億単位の契約もガンガン結んで・・・
などという人は、
なかなかいないでしょう。

 

そう考えると、
やはり、人は何か夢を持ち、
そのことについて努力することで
得ていくものであると言えます。

 

夢を持つことは、
とても大切です。

 

しかしながら、夢を持てない、
未来予想図を描けないという人も
たくさんいるでしょう。

 

あるいは、夢破れ、
挫折してしまったという人も
少なくないと思います。

 

僕自身もそうでした。

 

生まれてこのかた、
整体師になることを
ひたすら夢見て
努力してきた、とは言い難い。

 

むしろ、
経済的に安定した職業に
憧れていました。

 

僕の時代はバブルが崩壊し、
民間志向よりも
公務員志向が強まってきた気運でした。

 

なぜ、整体師になったのか、
人生を歩くうちに
さまざまな目的が見つかり、
なぜだか今の場所にいる、
といったところでしょうか。

 

その場その場で、人の役に立ち、
自分の経験をこれからの人たちに
伝えていきたい。

自分の持っている専門技術や知識で
世の人を幸せにしたい、
そのようなことを
望み、願いながら
その時その時を生きていたら
このようになっていました。

 

鈴木政次氏は、
休日になるとよく住まいの
最寄り駅までいき、
目的地も決めずに、
いちばん最初に来た電車に乗って
ワンデイトリップを
楽しんでいたことがあったそうです。

 

車窓に映る景色に惹かれたら、
気ままに下車して、
散歩して、
また気ままな電車に乗って
好きなところへ行く……。

 

目的地を決めない旅は、
着いたところが目的地。

新しい発見の連続で、
非常にワクワクした。

 

人生も同じかもしれません。

 

もし、
目指していた大学に入っていたら
(目的の電車に乗っていたら)、
寄り道もせずに、
養殖の研究にまっしぐらに
進んでいたことでしょう。

 

けれど、目的の電車には乗りそびれ、
目の前に止まって
ドアを開けてくれた電車に飛び乗った。

そして、
目的地がないなりに、
歩み、
たどり着いた赤城乳業で
大きな目的を見つけた。

 

たしかに夢を持って
目標をたてて向かうことは大切です。

しかし、
夢を持つことや目標を立てることに
悩んでいるばかりでは、
貴重な人生の時間が
どんどん失われていきます。

だから、
とりあえず、
目の前の電車に乗ってみる、
という選択があってもいいと思います。

 

目標を決めると行動範囲が
ある程度限定されます。

すると、
限られたものしか見えませんし、
その枠の中だけで
行動してしまおうとしがちです。

 

でも、枠からはずれることで、
新たな発見もあります。

 

整体現場でよく思うことは、
その人らしいゆがみを持っている人は
なかなかいない。

みんな、自分らしさを失い、
何か違うのだ・・・と
漠然に感じながら生きている。

 

背骨を見ていて、
そのように思います。

 

焦るあまり、
見失ったものを探している、
それが現代人なのかもしれません。

 

 

本日もお読みいただき、
ありがとうございます。

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