老いと死と仲良くする方法
今回出版されます「老いと死と仲良くする方法」は一般社団法人愛光流 大阪道場15周年の記念講座を書き起こしたものです。
愛光流をご存じのみなさまにしますと、とても興味深い書籍かもしれませんが、愛光流をあまりご存じない、または愛光流というものを全く知らないというみなさまにとりましても、とても興味深くお読みいただける内容ではないかと感じています。
といいますのも、こちらの書籍を書き起こし、編集したのは愛光流師弟会のメンバーで、私も編集メンバーのひとりとして、何度も何度も師匠の声を聞き、書面と照らし合わせながら、出版に至ったものだからです。
愛光流をご存じで、熱心に応援してくださるみなさまだけではなく、「愛光流っ何?」と思われておられる方々にも、より多くのみなさまにお読みいただけたらと思っております。
「老い」とか「死」というのはネガティブな言葉とされています。私も今回この書籍が出版されることを見越して「老い」とか「死」についての文章をブログに書いてみました。
ほとんど反応がありませんでした。
読まれない・・・・読んでくれない・・・・
インターネットで転がっているような文章はタイトルや見出しが命だそうです。
ある意味、内容よりもキャッチーなものが目を引くようです。そうなると「老い」とか「死」というのはあまりにもネガティブで、触れられたくない内容なのかもしれません。
一方で、書店に行ったときの話ですが、何気なく書棚を眺めていますと、哲学とか生命といった内容の本が多いということに気が付きました。「さすが第9運氣だなぁ」と思いつつ、一冊の本を手に取りました。パラパラとめくってみると、「はじめに」の項に
人間は必ず死ぬのです
と書かれていました。筆者は書籍を通じてそのことを伝えたい。
私のような整体をする人間からしますと「そんなこと当り前じゃないか」と思うのですが、多くの人からしますと、それは哲学的でもあり、神秘的でもある。触れてはならないようでもあり、触れずにはいられないものでもあるようです。そこも第9運氣らしいといえば、らしい。
お釈迦様は「生老病死」を四苦と呼びました。私はこの書籍は私たちの身近にある「生老病死」について考えるきっかけを与えてくれるものだと思います。
書籍概要
生と死、病と不安。そのすべては「命の壮大な流れ」の中にあります。
人間は致死率100%です。
だからこそ、私たちは死ぬまでの間、どう生き、どう考えるかが非常に重要になります。
老いや死、そして病 は、決して対極にあるものではなく、命の壮大な流れの中で等しく尊いものです。
にもかかわらず、私たちはなぜ健康や老い、そして死に対して、これほどまでに「不安」を抱えてしまうのでしょうか?
長年にわたり約19万人もの身体を観察し続けてきた整体指導者、山本清次(愛光流代表)が、生と死、そして健康の深遠な真理を説き明かします。
この知恵を理解する時、あなたの世界は新たな光に満ち溢れ、あらゆる不安をなくす切っ掛けを得ることができるかもしれません。
身体はあなたを裏切らない「最良の友」
あなたの身体は、生まれた時から死ぬその時まで、あなたと共にある、かけがえのない道具であり、親友です。
この友を丁重に手当てし、その声に耳を傾けることこそが、豊かな人生を紡ぐ鍵となります。
病気や痛み、咳や発熱といった「症状」は、すでにあなたを治すため身体が行ってくれている「治療法」です。
病気とは、私たちが無理をしている時に休息と変化を促す身体からの「愛情表現」に他なりません。
整体で重要視される『癒氣(ゆき)』とは、手のひらから出る不思議な力ではなく、「心の中にある不安を取り除く行為」を意味します。
• 私たちは日々「死なない努力」をしていますが、生きる力と死ぬ力は同等であり、この命の尊厳を深く理解することが、不安をなくす鍵です。
「治す」のではなく「治る」身体へ
本書は、病気や老いを「敵」として戦う生き方を否定し、症状や身体の声を受け入れ、「治そうとしないことで、治る」という整体の核心にある哲学を伝えています。
また、「でも・だが・しかし」という言葉を多用する生き方から脱却し、即時即応できる敏感な心身を取り戻すための具体的な知恵が満載の一冊です。
死を避けるために戦うのではなく、「戦うな、逃げよ」という武術の教えにも通じる、賢明な生き方が詰まっています。
正しい知識(知恵)を持てば、発熱時も、コロナ禍のような混乱の中でも、必要以上に恐れることはありません。
老いも死も、命の光です。 身体の奥にある「見えない知恵の力」に気づき、その光と調和して生きることで、あなたは真の自由と安心を手に入れることができます。
——————————————————————————–
目次
老いと死と仲よくする方法
はじめに
第 一 章 人間と身体の普遍的な真実
第 二 章 『癒氣』(ゆき)とは何か
第 三 章 身体からのメッセージと病気の捉え方
第 四 章 変化と成長を拒む心
第 五 章 「生きた人」と「死体」の認識
第 六 章 見えない知恵の力と愛光流の道
第 七 章 知恵を得て自由に生きる
こちらからお買い求めいただけます
書籍名:『老いと死と仲良くする方法』
著者:山本清次
形式:Kindle電子書籍
出版日:2025年10月22日
こちらからお買い求めいただけます
- Amazon Kindle ストア
- 電子書籍版とペーパーバック版とお選びいただけます
- Amazonの読み放題会員の方は無料でお読みいただけます
- 皆さまのご感想やご質問も心よりお待ちしております。
電子書籍「目覚め始めたあなたへ」

電子書籍「2025年を読む 乙巳」



コメント