子どもさんにも四柱推命を

四柱推命

四柱推命を知ることって思っている以上に良いことなのだと思いました。

四柱推命は生年月日から自分の命式を作成し、読み解いていくものです。命式を作成することは今ではインターネットを検索すると無料でいくらでも作成してくれるので、便利になりました。

私たちの時代だったら・・・とすぐにこうなってしまいますが、調べてみますと、きちんと万年暦という暦を観る道具を使って命式を作成するのと、インターネット検索で作成するのと、たまーに異なることがありますので、注意してください。

命式の読み方となると、それは異なってきますね。

 

四柱推命が占いなのかどうなのかは、その人その人の捉え方で変わるかと思いますが、このような経験をしました。

ある子どもさんです。

こちらの子どもさん。思春期真っただ中の女子です。思春期の女子ですから、いろいろあります。とくに問題な行動があるとか、そういったことではありませんでした。

こちらの子どもさんの命式を拝見しましたら、自己表現に大変優れている子どもさん。人前で話したり、何か発表したりするのがさぞかし得意なのだろうと思いました。

この方が生涯をかけて成し遂げようとする事に対して、基準となるのがこの自己を表現すること、楽しむこと、ハッピーでいることでした。

私はそのようにお話しました。「誰かとお話するのが好きですよね」そして「コミュケーションを取るのが上手のようですよ」

彼女は最初の問いには俯きながらも軽く頷いたのですが、次の言葉では目を丸くしていました。

彼女は自分で自分のことをコミュニケーションが苦手だと思っていたようです。

何かしら学校であったのかもしれませんが、彼女自身はコミュニケーションに優れ、周りの人に対しても優しい、温かい人でした。

そりゃクラスの中で発言したり、お友達の中でも話題を振ったりするのは、「失敗したらどうしよう」とか「嫌われないかな」とか思うでしょう。躊躇します、そりゃそうです。恥ずかしいのも当然です。思春期ですもん。ずうずうしくなるのはもっと先のこと。

しかし本当はみんなとコミュニケーション取りたいと思っていますし、今すぐは難しくても必ずそうしたくなります。コミュニケーションをしっかり学ぼうと思い立つかもしれません。そしてお友達と仲良く楽しんでいることでしょう。

 

そのようにお伝えしましたら、ニコッてして、ほかの部屋に駆けていきました。

 

簡易的な鑑定でしたので、そのような立ち話的な出来事でしたが、自分で自分のことを見誤ってしまうことってたくさんあると思うのです。流行りもありますし、何かしらの経験で「私は○○な人間だ」と思い込んでしまったら、そっちの方向に本人さまは「何か違うな・・・」と思っていても修正することが難しいと思うのです。

 

あれから彼女がどうなったかわかりませんが、「コミュニケーションは苦手な私」が「本当は周りの人と楽しくおしゃべりしたい私」に変わるきっかけになったのならうれしいことです。

 

四柱推命命式を観ていて、そのように感じることは少なくありません。みなさんなりたい自分になれるように努力しています。努力してない人なんていないと思います。四柱推命が何かしらのきっかけになれたらうれしいなと思います。

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