四柱推命 再鑑定のすすめ

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山口県で毎月愛光流整体初等講座と四柱推命の研鑽会を行っています。

画像は四柱推命研鑽会の様子です。

みなさまからお題をいただき、それを課題として命式を立てて、鑑定に必要な情報を付け加え、ああだこうだと話し合う場です。月一回ですが、毎回参加されている方はかなり上達なさっていると思います。

どなたでもそうですが、最初の頃は万年暦を使い、四柱推命命式を作成するまでにずいぶんと時間がかかっていたのが、今ではサクサクと命式を立てておられます。そして読み解いていくこともできるようになられました。

私が「この方とこの方の相性はどうですか?」などと質問しますと「よいです」とか「悪いです」とか「こちらの人がこちらの人のことをずいぶんと必要としているようだ」などとお答えになられます。

それも命式を観たうえでのことです。
本人同士を知っているとか、そういったことなしに、です。

何事もですが、継続していくことは大切なことだと思います。

 

四柱推命を再度観てみることの大切さ

今回は四柱推命 再鑑定のすすめと題しています。

ある時に受けた鑑定のときにご自分の方向性といいますか、興味を持っていたことがあります。
不安だったり、心配だったり、夢だったり、希望だったり。
鑑定を受けに来られる動機はさまざまです。

そして鑑定を受けられます。

それからしばらくすると、時がたち、方向性は無意識的に変化しています。
無意識ではなく四柱推命的に読み解けていくのですが、時がたった時には方向性が変化しています。

そして時がたった時には改めて知りたい方向性が変わっています。
あのときにはまるで興味もなく、質問することもなかったことが、このときには質問として出てくる。そうなってきますと同じ四柱推命鑑定からでも、得られる情報が変わってきます。

同じ人物の鑑定なのにもかかわらず、です。

四柱推命は八つの文字から読み解いていくものです。
知りたいことや興味があること、方向性によって得られる情報が異なります。
異なるというより、八つの文字から得られる膨大な情報の中から、どの情報を抽出するかが変わるのです。

 

私自身も自分の四柱推命命式を観返すことがあります。
たしかにこれまで観ているのに、まるで観ていなかったかのように自分の方向性を指し示してくれていることに気が付きます。

四柱推命を勉強したから、読み解くことが出来るから、何でもわかっているでしょう?っていうとそうでもない。その都度振り返り、読み直すことも必要だなと思います。

 

判った気になっている

一番危惧しないといけないのは判った気になっているということです。

「私は火の五行の人だから○○という性質で」というのは正しいことです。
火の人の性質が変わることはそうそうあることではありません(火の性質の人が自分の性質を見誤っていることは多々ありますが)。

しかし、その性質だからといってできないこともなければ、不可能なことはありません。性質上向いている向いていないはあるとしても、役割は思っている以上にたくさんあり、そして限られてもいます。

「○○だから△△」というように判った気になってしまうと、こんなにも窮屈なことはありません。方向性や特異性を示すものが四柱推命であり、レッテル貼りに使用するものではないと思います。

判った気になっているというのは、意外と嵌まりやすい落とし穴なのかもしれません。

四柱推命から得ることのできる情報に制限をかけているのも、判った気になっているということなのかもしれません。観れば観るほど、触れれば触れるほど、多くの情報を引っ張ってくることができる。

それが四柱推命です。

 

忘れている

忘れてしまうということがあります。

四柱推命の特徴として大きな運命の波や流れを読み解いていきます。今日明日よりも大きな流れをつかむことに適しています。

「今の彼の気持ち」も読み解くことが出来ますが、「10年後のあなた」も読み解くことが出来ます。そして「10年後のあなた」の方がどちらかというと得意なのです。

 

ですので、私たちの方が毎日の中で運命の波を忘れてしまう。
今年一年の運をと言われても、春が来る頃には忘れてしまっています。

そして知らず知らずのうちに運命の波のように振る舞っているのです。
良いときは良いです。大きな波に乗ることなく、小さい波間を漂っているだけでも、それでも良い。
問題は悪いときです。悪いときは知らず知らずのうちに、悪い大きな波に飲み込まれている。そして何とかしようともがいているうちに、深みへと沈み込んでいくのです。

 

忘れるというのは人間の特性でもあります。
忘れないように何度も確かめることが大切です。

 

慣れている

何度も四柱推命に触れていると慣れてきます。使いこなせるようになってきます。
「今日は申の日だから・・・」とか「私は丁の人だから・・・とか。
日常的に使いこなすことができてきます。

しかし、だからこそ振り返ってもう一度命式を観る必要があると私は思います。

慣れてしまうと再度観ることが少なくなってきます。頭に入っているから、と。

鑑定し、学び、自分でも観れるようになってきたときこそ、もう一度自分の命式を見直すチャンスでもあります。

もちろん四柱推命のことがわからないという方も何度でも鑑定を受けている内に、何となく自分の全体像や方向性がわかってきます。ダウンロードするという感覚でしょうか。身に着くというのはそういうことです。

 

まず気が付くこと

四柱推命命式は観返すたびに新しい発見や気づきがあるということに気が付くことです。

鑑定を受ける方からすると、再鑑定の時には「もっと詳しく知りたい」再鑑定までに「このように過ごしてきた」「このような出来事があった」とお話してくださるとありがたいです。

初めの鑑定の時に言われたことだけがすべてではありません。
鑑定する側と受ける側が相互に協力し合うことで、新しい発見や気づきを得ることが出来ます。

これは本当に不思議なことです。

 

観えていなかったものが観えてくる

 

観えていなかった、というと誤解が生じるかもしれませんが、観えてはいる、読み解けてはいるのです。

しかしその情報が上がってこない。

それは方向性に見合ったものでない場合、情報を無意識のうちに精査していて、意識に上ってこないのです。運氣が変わった途端、急に興味の方向性が変わります。その方向性応じたものが命式からも読み解けてきます。

黙っていたわけでも、わからなかったわけでも、鑑定者に不勉強だというわけでもなく、観えてくる方向性によって変わるのだと思います。

 

習慣化した方がいい

ですから、四柱推命命式から読み解いていく、四柱推命鑑定を定期的に受けるということを習慣化した方がいいと私は思います。

私たちは考えや思い、興味も含めた方向性は能動的であれ、受動的であれ、変化していきます。

人間は安定したいと願う存在ですから、能動的であっても受動的であっても変化に対してストレスを感じます。

その都度、四柱推命を振り返ることで、ある種の方向性を見出すことが出来ます。

その時々のサイズに見合ったものにデザインし直す必要があるからです。

 

似ているもの

あなたが出かけたとします。買い物に出かけるとします。
買い物に出かける前に何が必要か確認します。メモをする人もいれば、単純に思い出すだけの人もいます。
私はちなみに思い出すだけの人です。
そしてよく買い忘れをします(笑)

買うものを整理したら、次はどの道順で行くかを決めます。
どこの道を通ったら、スーパーに行って、たばこ屋に寄って、ドラックストアを回って、家に帰ってくることができるだろうか。
決めます。

お財布の中身を確認して、買い物して来れるだけでお金が入っているか確認する人もいるでしょう。

地図にも似ています。
プランや設計図にも似ています。
預金通帳を確認することにも似ています。

地図を観て一回で道を暗記する人はいないでしょう。
預金通帳の残高はいつも変ってしまいます。
設計図を一度見ただけで組み立てる手順をすべて覚えてしまう人はいないでしょう。
何度も確認するからこそプラモデルは設計図通りに完成するのです。

頼りになるものである

四柱推命は誕生日から算出するものです。
変わることのないものです。
四柱推命が示すものは命の道と言ってもよい。四つの柱に命が宿っています。

一霊四魂という言葉があります。

一霊四魂(いちれいしこん)とは、人の霊魂は天と繋がる一霊「直霊」(なおひ)と4つの魂から成り立つ

という意味だそうです。

四柱推命は私たちの身近にあり、それは頼りになるものであった。
四つの霊魂は私たち自身を現わすのです。

 

四柱推命をカタカナで書くとシチュウスイメイです。
シチュウと言えばシチューです。
みなさんはシチューとカレーのどちらが好きですか?
私は完全にその日の体調と気温によって変わります。
ちなみに今日はカレーです。
カレーうどんがいいです。
訳は先日、友人から美味しいうどん屋さんがあると言われ、お店まで行ったのですが、ランチ営業時間を2分過ぎていたため、お店が閉まっていました。店先のカレーうどんというのぼりをみて、カレーうどんを注文しようとしていたのを思い出したからです。

カレーもシチューも多くの人から人気のあるメニューです。大人数にも対応できますので、家族の多いお母さんや食べ盛りの子どもさんのおられるご家庭にも強い味方です。頼りになります。

ということで小見出しにも対応できたかと・・・。

 

まとめ

四柱推命を何度も読み返すことはとても重要です。無意識的に情報を選択しているからです。
その時々の方向性によって、得られる情報は変化します。
四柱推命命式を読み解いていくことは地図を持っている、ゲームの攻略本を持っているのと同じようなものです。

地図も攻略本も一度や二度開いただけでは意味がありません。その都度都度で開く必要があります。「右に行こうか?」「左に行こうか?」「時期は?」「方位は?」と考えますが、まずは自分を知ることから始められたらと思います。

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