整体に限らずですが 身体に痛みがあったり不具合があったりしますと治るとか治らないということが論点になることが多いです
治ったとは一体どういうことなのか それを考える必要があると思いますが 治る治らないは兎角取り上げられることが多いです
治るという現象は単に医術や薬に頼るだけではなく
私たち自身が持つ治癒力によって支えられています
医学や医術は病気やケガを外側から 治すための手段ですが 真の回復には私たちの身体がもつ無意識の治癒力が不可欠です
この治癒力とは 私たちが意識的に制御できない領域で働き 100%無意識に機能し 私たちを支え続けるシステムです
しかし この治癒力が十分に発揮されるためには 治癒力が働きやすい環境を整えることが重要です
環境が整えられてこそ 身体はその本来の力を最大限に発揮できるのです
治癒力は無意識の領域で働くため どのような環境でその力を引き出すことができるのかを理解することが大切です
無意識のシステムは 積極的に生きていくための工夫というよりも 死なないための努力に近いものです
この働きは どちらかというとネガティブなパワーです
私たちの身体は常に生存を最優先に考え 自己保存的な反応として治癒力を働かせます
傷が自然に治癒するのも 身体が自己修復し 元の健康状態に戻ろうとする生理的な働きの一環です
このような無意識の働きによって 私たちは本来 危険を避け 健康を回復しようとしています
そのため 真に治るためには この治癒力がどのように働いているのか その仕組みを理解することが大切です
治癒力は意識的に発揮されるものではなく 無意識的に働く力です
私たちは常にその力に支えられています
病気やケガに対して ただ医学や医術に頼るのではなく 私たちの身体が持つ自然な治癒力が最大限に発揮されるような環境を整えること
そしてその力を信じることが 回復への鍵となります
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