整体が好きな理由が話している内にまとまってきた
ぼくには子どもが二人います。
上の子が男の子。中学三年生です。下の子は小学五年生です。
二人ともすくすく育ってくれまして、たいへんありがたいことです。
中学三年生と小学五年生って自分たちの世界観もボチボチできつつあり、なおかつまだ親の庇護がひつような時期なのかな?と思います。
整体では16歳になると大人と考えます。それは腎臓の形成が一段落するというのが16歳だから、です。
さて、昨日は中学三年生の長男を送迎する都合がありましたので、クルマの中で長男といろんな話をしました。
話と言ってもほとんどぼくが話していたのですが・・・
なんでそんな話になったのか?今になって思い出しますと、テスト勉強とか高校の進路の話をしていたところから脱線していったのです。
高校の進路を決めるときに自分がやりたい分野や興味のある分野に進んだらいいよ、って思いますけど、正直自分が中学三年生の頃に決めることができたのか?って考えました。
ぼくらが受験生の頃って高校に今ほどの特色ってあまりなかったじゃないかな?って思います。
とくに公立学校。
今でこそ、高校もそれぞれに個性を打ち出しなさい、的なことになっていますが、当時はそんなことなかったと思いますし、今でさえ、中学三年生が自分で進路を決めることは難しいのではないか?って思います。
そうなるとどうなるか?ぼくらもそうでしたが、自分の行ける学校を探しだすんじゃないでしょうか。
それは学費の部分かもしれないし、通学距離の部分かもしれません。
しかし、一番多いのは今現在の偏差値で決めてしまうのではないかな?って思います。
今現在の自分の偏差値でこれからの自分の未来を選択してしまうのはもったいないな、って思います。
長男はそういったぼくの話を何度も何度も聞いているので、耳にタコかもしれませんが、親父はまた性懲りもなく同じ話をするのでした。
そして、昨日はなぜぼくが今、整体の仕事をしているのか?につながってきました。
ぼくが好きなことを見つめつづけて、形を変えてきた結果が今の自分である、ということを話したように思います。
サッカーをしていて、体育大学で運動のこと、サッカーの専門性、身体のことを学び、教育機関で講師として働き、サッカーの指導もして。そこから理学療法士として働き、鳥取県に移住し、そのまま行くのかな?と思ったら、整体を始める。
これって自分でもフワッとしていた部分もあったのですが、やはり誰かに話すとそれなりにまとまってくるものですね。
しかし、長男にとって、ためになったのか?
家族なので辛抱してほしい。父も一応がんばっているんだよ・・・。
さて、
ぼくは人間とヒトというものをずっと考えてきました。
人間の可能性は信じていますし、万能である、と思っています。
人間を観ていくときに必ずヒトとしての部分を無視していくわけにはいかない。
この部分の整理がうまくいかなかった。
人間、個人というものは尊いし、侵されるものではないと思っています。
しかし、人間の行動や心理、そこに纏わるものをひも解こうと思うと人間を個人個人で考えると無限過ぎて限界がある。
人間はヒトである、という生物学的な部分、機械論的な部分を無視すると無理でした。
人間は、人間とかわたしとかこころとか、っていった部分が大好きです。
しかし、そこに目を向けてしまうと迷子になる。
結局、好き嫌いの問題になってしまう。
好きだし、嫌いだし、っていって終わらせていたら何にも見えなくなってしまう。
医学って機械論的な部分が強いです。
たとえば○○っていう病気の原因は○○っていうウイルスで、このウイルスは増殖したら、身体のこの部分を傷つける、そのために○○という症状が現れる。
なので、○○という方法を使えば、このウイルスの増殖を抑えることができます、みたいな。
そこに個人の感情や特異性や嗜好が口をはさむ余地はありません。
ちょっと冷たい感じもしますけど。
クルマもガソリンが入ってないと走らないように、ヒトもひつようないくつかの要素が足りないと、適切な行動や考察ができないのです。
だから美味しいご飯を食べるんですよね。
好きな人たちと会話を楽しみながら、美味しいご飯を食べるんですよね。
ぼくは人間が好きだから、冷たいイメージのする機械論的ヒトに目をそむけようとしていたのかもしれないんだけど、でも結局ヒトを通して人間を観ていきたいから、今は整体をしているんだよ。
ヒトを機械的に観ることは人間のためにかならずなる。
だって重心の偏りをうまく調整したら腰が痛くて痛くてしかたがない人間が楽になって、喜ぶんだ。
人間として声をかけて「痛いですよね、かわいそうですね、わたしも腰を痛めたことがあるから今のあなたの気持ちもわかりますよ」って言うこともいいけど、今のその人間を楽にしてあげる方法は機械論からも別の方法が導き出せる。
ヒトがどのように発生して、発達していくことを学んだりすることがおもしろいな、って思ったのもヒトを通して人間を観たかったからなんだよな~。
って話しました。
長男にとってはどうだったかわからないですけど、ぼくにとってはたいせつな時間でした。
ただ聞いてくれてありがとう。
そんな送迎の時間でした。
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