違和感

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こんばんは。

僕はこれまで、理学療法士として病院で仕事をしてきました。

解剖学、生理学、運動学などの基礎知識に基づいて、いろいろな患者さまを観させていただきました。

一言に大腿骨の骨折や脳梗塞、
と言っても、
その人、その人
それぞれに全く異なった人に思えました。

なかなか
解剖学、生理学、運動学だけでは
目の前の人を表現仕切れないI

どうしてなんだろう!!

この人は
右の大腿骨頚部骨折で
人工骨頭を入れておられて、
〇〇歳の女性で…

ただの一症例として観ていくことに違和感があり、
悩み、苦しんでいました。

野口晴哉先生は著書の中で

生きたる人  つかまえずは
治療ということ  為し得ざる也

生きている人の 胸には
肺や胃腸だけでなく
恋愛も借金もある也

腹に一物あり 恨みあり
悩みあり 諦めあり 信念あり

これを観ざれば
生きたる人 判らず

と、言っておられます。

その人を深く理解し、
観て行きたいです。

僕の腹にも悩み、信念がありました。

本日もお読みいただき、ありがとうございます♪

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