なにごともひとりの力ではできません

ぼくの住んでいます鳥取県東伯郡琴浦町の地域活動に参加してきました。安田地区という地区の公民館行事のバレーボール大会です。

大阪から鳥取に移住してきて一番驚いたのがこの地域活動です。

こういった地域の活動って大阪ではほとんどなかったです。といいますか知らなかったです。PTAの何か活動があったのかもしれませんが、ウチの両親はいつも遅くまで仕事をしていましたし、そういった地域の活動にぼく自身も参加したことがなかったです。というかあったのかな？って思っています。

ただ、こちらに移住してきてからはこういった行事が年間を通して行われ、毎年初めには年間計画を立てる集まりがあり、その結果を地域のみなさまに報告し、そしてその日になると集まってこういった活動をするのです。今年も少し前には地区をあげての大運動会もありました。運動会やバレーボール大会のようなスポーツ活動だけでなく、海岸清掃や神社の清掃活動、森林の管理活動、用水路の清掃活動などもあります。

日程をわたされて「この日にあるから、よろしく」的な感じで言われても困るんですけど・・・っていうのが最初の頃のぼくの印象でした。

「いやいや、その日はしごとですから」って言ったら休むことはできますし、やはりそこはお仕事優先でも構わないのです、実際は。仕事と言ってサボることもできますし、イヤな行事の日に仕事の予定を入れることも可能です。こういった行事には「休日が仕事で平日が休みの仕事だから」といって来ない人もいます。そういった人でもどういうわけかわが子の運動会には観に来るという。まぁその人の選択なのでそれはそれで構わないと思いますが、みんながそういったようですと地域活動も成り立たないのも事実です。うまい汁だけを吸おうという輩はどこにでもいるものですね。ただ、行事によっては休むと罰金を払わなければいけないものもあります。

こういった行事の世話をする係も各家庭ごとに順番に役割りが廻ってきます。そのときに今まで協力して来なかった人が順番になったときにいったい誰が協力するでしょうか？そう思いません？でもみなさん協力してくださるのです。わからなければ一から教えてくれますし。そんなふうにしていただいたら、小さいこと言わずにできることは協力しよう！っていう氣にもなりますよね。

というわけでバレーボール大会。

バレーボールなんてほとんどやったことがありません。体育の授業くらいです。もちろん一応体育教師の資格もありますので全くの素人さんよりは多少マシかもしれませんができないものはできません。じゃまにだけはならないように（実際はじゃまだったかもしれませんが）していました。人数もギリギリ。下手でもなんでも出なくてはいけません。勝ち負けも大事ですが試合が成立することにも意味はありますからね。

手をなるべく敏感に使わなければならない職業柄、ボールに手を強く打ち付けるなんてネガティブ以外の何物でもありません。サーブ、レシーブ。ボールが来たら逃げるわけにはいかないですから。でも手がびっくりしていることと思います。手をしっかり手当てするようにしておきます。