整体:鍛えるという方向性の変化 ~繊細と頑丈~

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整体:鍛えるという方向性の変化 ~繊細と頑丈~

 

 

こんにちは。

鳥取県大山町と琴浦町で整体をしています、
愛光流からだと心整体、隅田真人です。

 

人の身体は不思議なもので、
思ったより頑丈にできている反面
思ったよりもろくできています。

高ストレス下で生きている人は
もっともっと頑丈になりたい、
と思うかもしれない。

感覚派の人は
もっと繊細に敏感になりたい、
と思うかもしれない。

 

本日もお読みいただき、
ありがとうございます。

これからも応援をよろしくお願い致します。

手を鍛える

われわれ整体をやる人間は
手を鍛えます。

手を鍛える、とっても
重たいものを何回も持ち上げて
筋骨隆々になる、
というのではありません。

昔、理学療法士の学生だった頃、
とある実習病院のトップの先生が
沢山の患者を触るために、と
ジムに通ってベンチプレスを黙々と
持ち上げて筋肉を鍛えていました。
(今となっては僕の中で失笑しかない・・・。)

手を鍛えるとは
手の感覚を鍛える、ということです。

われわれは手で、お身体に触れて
様々なことを感じ取ります。

その行為に特別沢山の筋肉は必要としません。

ガシガシと強く揉むのには
硬直した筋肉に負けないくらい
沢山の強靭な筋肉が必要。

しかし、
硬直した筋肉を変化させるのには
本来、特別沢山の筋肉は必要としません。

必要な急処を感じ取り、
的確に刺激を与えるだけで
人間の身体は敏感に反応するものなのです。

神経の量

 

他人を揶揄する悪い言葉で
「神経ないんちゃうか」って
大阪人は言うのですが(僕の周りだけ?)
頑丈か敏感かというのも
示唆されていると思っていまして、
僕はよく説明で神経の量、ということを
お話します。

事実かどうかは
わからないのですが、
イメージしやすいので。

 

ある身体の部分に通う神経の量が
決まっているとします。
神経容量とでも申しましょうか。

その神経は2種類あります。

一つは感じるための神経。
一つは動くための神経。

その神経配分をどう使うかによって
感じる、動くは変わってくる。

動くために使う神経をより多く使うと
筋肉は硬くなる。

感じるために使う神経をより多く使うと
感じる量が増える。

先ほどの
「神経ないんちゃうか」は
運動神経を過剰に使っている、
「あんた鈍いんちゃうか」
と揶揄されているのでしょうね。

神経の配分を運動神経に特化して
手を硬く鈍く使っている人が
敏感に何かを手で感じ取ることは
不可能であるといって過言ではありません。

一流のギターリストやピアニスト
茶道の達人なども
決して手を硬く鈍く使ってはいません。

物を持つ手と人に触れる手

さて、
われわれはこれまでの人生で
カバンを持ったり、
ボールを取ったり、
何かを掴んでよじ登ったり、
ハンドルを回したり、
米俵を担いだり、
竹を切ったり、運んだり、
と物を持つことに特化した
手の使い方をしてきました。

物を持つ手を使ってきたし、
物を持つ手の使い方をしてきて、
物を持つ手の使い方しか知りません。

これを
人に触れる手に変えないと
人に触れるという行為が上手くいきません。

鍛えるという方向性

鍛える、という言葉にも
二面性といいますか
二つの方向性があります。

これは、
ベンチプレスなどの筋トレをするのと
ヨガなどをすることの
違いに通じるのかもしれません。

 

人の身体は不思議なもので、
頑丈だったり、繊細だったり。

われわれ整体の人間の手は
少なくとも
硬くてはいけないものです。

 

 

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謝辞

 

本日もお読みいただき、
ありがとうございます。

これからも応援をよろしくお願い致します。

 

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