整体人の昼下がり 第五回

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YouTubeチャンネル 整体人の昼下がり 第五回の公開しています。

今回からテロップの編集を変更しました。

整体人の昼下がりでは整体の思想やお手当法などを紹介しつつ、昼下がりのゆるゆるとした雰囲気をお届けしています。

以下は、第五回整体人の昼下がりでご紹介しています整体の思想を転用しています。

これからも楽しい動画にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

人間の体が健康であり元気であるためには、どのように心を使って生きたら良いか、どういう心の使い方が人間の健康と関連し、人間を丈夫にするのかということが問題である。

それは世の中がどんなになっても全然変わらないことなのだ。その時代の思潮に合うかどうかは別問題であって、そういうことには関心は持っていない。ただ、人間が心をこういうように使って行けば健康になる、ということだけを考えているのである。

 

もし人が健康にならないのならば、そのような心の使い方、教育の方法は間違っていると私は信じている。結論はいつでも健康で元気になるということを求めている。どんなに世の中に良いことであっても、その人の体を壊すようなことであったならば、あるいはそういうように育てられたために、その人が健康でなくなるようであったならば、それは間違っていると私は簡単に結論を出している。子供が丈夫に育ち、大人が元気でお互いにニコニコして快く生活していられるならば、それは正しい。

 

人間の心というものは本来自由なもので、圧迫すればそれに対してどうかして自由であろうとする余分な反撥が起こるが、やはり自由な本来の方向に向かって進んでゆく。丁度川水を堰止めれば安全だと、ダムなどを造って安心していると洪水になることがあるように、余分な堰止めをしなければ水は自然に流れていく。心も同じで、堰止めても流れていく。けれども心が自由に流れるという裏には、規律正しい体の動きがある。その反映として心が動くものである以上、そこに自然の規律、自然の統制が常に行われている事を見逃せない。

 

~野口晴哉 躾の時期~より

 

整体人の昼下がり 第五回

 

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