春の葛藤:花粉症が描く自然と社会のリズム

ホームページ内ブログ

春と言ったら花粉症です
花粉症になるということは
その人の身体が冬から春になることのできない身体だということです

冬の身体から春の身体になろうとしているのだけれど なかなかなれない
なかなかなれなくて ウンウンとしているこの動きが花粉症です

 

現代医学 西洋医学の観点からすると
花粉症はアレルギー反応なんだ 免疫の暴走なのだという
確かにそれはそうだと思う

 

春になるということは 整体の世界では梅・桃・桜といって
梅の季節に後頭部
桃の季節に肩甲骨
そして桜が骨盤が開くと考えます

桃が咲いたころに肩甲骨が動きます
このときに左の肩甲骨がうまく開かないと 花粉症という症状が出ます

 

毎年ニュースで 今年の花粉は早いです とか
今年の花粉は厳しいです などということを言いますが
いつでも花粉は飛んでいます
いつでも花粉は飛んでいるのに 人間の身体だけが急激に反応しています

 

左の肩甲骨が硬いと花粉症になる
ということは 左の肩甲骨が緩むまで花粉症です

 

クスリを飲もうが
注射をしようが同じことなのです
左の肩甲骨が緩むまで ずっと花粉症です

もっと言うと 花粉症のクスリというのは存在しません
この世の中に病気を治すクスリというのは存在しないのです
症状の経路を経つとか マヒさせるクスリはたくさんあるんですけどね

左の肩甲骨が硬いまま クスリを飲んで 花粉症の症状を抑えてしまうと
年々花粉症が酷くなっていく
その度にクスリを飲むから その度に季節からズレていく

 

人間の身体は自然物ですから順応したい
自然のリズムに順応したいと思っている
しかし 私たちは自然のリズムとは別の社会のリズムを持っているので
社会のリズムに適合しないものを 無理やりクスリで捻じ曲げているのです
このジレンマのひとつが花粉症です

 

左の肩甲骨をしっかりと緩めましょう
親指を肩につけるようにして 肘で円を描くようにすると肩甲骨が緩んできます

自然のリズムと社会のリズム
このふたつがうまく適合するような世の中になるといいですね

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました