あなた自身であるために　～整体にできるブランド化への道しるべ～

こんにちは。

鳥取県大山町と琴浦町で整体をしています、愛光流からだと心整体、隅田真人です。

テレビやインターネットを観ていますと、さまざまなブランドの商品が列挙されています。いわゆる広告というものがわれわれの生活のいたるところに入り込んできており、インターネットをかまっていたら、何だかよくわからないブランドのページに飛んでいた！何てこともあります。それで何か被害に遭った、ということはありませんが、広告が散見され、それによってイヤなイメージを持ってしまったり、反対によいイメージを持ったりします。

何となくですが、ぼく自身はブランドといいますと、高級ブランドといいますか、お金持ちとか大阪弁でいうところのええとこの子、が着ている服という印象があります。

何か特別な、という意味合いを持っていました。

しかしこれだけいろいろなサービスが生まれ、なおかつ今後AIやロボットの導入などでわれわれ自身が個人としての意味合いを持つのに苦心していく時代が来ると考えられます。

番号や数値で管理され、決定されていきます。

そういったときにわれわれは個人としての価値をどのように見出せばいいのか？

ブランディングという言葉なんかもよく雑誌とかでみられるようになりました。

会社だけでなく個人としてもブランディングしていく、ブランドを確立していくことが必要な時代になっていくことが予想されます。

自分自身が特別な存在であることを見出していく必要があるのです。

ブランドの持つ意味

そこでまずはブランドという言葉の持つ意味を考えてみました。

こちらはフリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』からです。

ブランド（英: brand）とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス（それらに関してのあらゆる情報発信点を含む）と消費者の接触点（タッチポイントまたはコンタクトポイント）で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。

それが現在のブランドの概念と言える。ブランドを冠して財やサービスを提供する側の意思を端的に表現するものとして、文字や図形で具体的に表現された商標を使用することが多い。広い意味では高級や低品質など関係無しに全ての商品やサービスに対してブランドと呼ぶ。

狭義としては高級品や一流品などを示す意味で使われる。ファッション分野では「ブランド物」や「DCブランド」と呼ばれたり、電化製品や一般消費財では一流メーカーの物を「メーカー品」と呼んだりする。

ブランドという単語は従来はマーケティング（マーケティング・コミュニケーション）の世界の用語であったが、地域自体やその名称をブランドと考える「地域ブランド」も近年提唱されており、その概念は広がりを見せている。

さらに

ブランドは元々、牧場の所有者が自分の家畜などに焼印を施し、他者の家畜と区別するために行われた行為を表す北欧の言葉に由来していると言われている。

難しいですね(;^_^A

とりあえずは分かり易く言いますと、他者と区別するもの。

これがブランドの持つ本来的な意味のようです。

最近ではD2Cブランドなるものも流行している。

これも難しいので引用します。

D2CブランドのD2CとはDirect to Consumerの略であり、製造から販売までを自社で一貫して行うことで仲介業者を減らし、より手頃な価格で品質の良いもの、ニーズにあったものを消費者に届けているブランド。

ほとんどはオンラインストアを中心とした購買体験を提供することで注目を浴びているブランドで、ブランドと顧客とのタッチポイントはソーシャルメディアやオンライン広告、ニュースレター、ウェブサイトと多岐にわたる。

ブランドを活用するためにさまざまな手法を用いて知ってもらおう、認めてもらおうとするのですね。

他者と区別するという意味を持つブランドは、他者に知ってもらおう、認めてもらおうという手法である。

そう考えると、われわれも日常生活を送るうえでブランドを確立していく必要があります。

われわれは他者と全くかかわることなく生活をしていくことは難しいです。どこかしら、誰かしらとかかわりをもって生活していきます。その中で「○○さんはこういう人」とか「△△さんにはこういうこと言ったらダメだよ」とかその人なりのブランドを見出しています。こちら側だけでなく確実に他者の方からも、こちら側に対して見出しているでしょう。

ブランドを確立せよ～あなたブランド～

たまに都会の街を散策していますと、ほんとうにビックリするくらい大勢の人が流れていきます。

ぼくのイメージとしてはほんとうに人が流れていくのです。

しかし、目の前を流れている人にも当たり前ですがおひとりずつの異なるお名前から異なる思考、異なる家族構成、異なる価値観をお持ちだろうと思います。

これまでは「それでも自分は○○なんだ」と思えたかもしれません。

しかし、これからはあらゆるものが管理されます。

早急にあなた自身の価値観を今一度見つめ直す必要あります。

価値観を構築していくことこそがあなた自身をブランド化することに繋がります。

ブランド化された個人は確実に他者と一線を介します。

あなたが「間違いなくわたしはわたしなのだ！」と声高に叫ぶためにはブランドを確立する必要が不可欠です。

整体ができるブランド化への道しるべ

個人がブランド化していくためには自分のことをよく知る必要があります。

自分で自分のことは案外知らないものです。

たとえば、本を読むことで元氣になる人とそうでない人。運動することで元氣になる人とそうでない人。牛肉を食べて元氣になる人とそうでない人。なにか驚くことに遭遇した時に反発する人と腰を抜かす人。人の言うことを聞いているのか聞いていないのか全くわからない態度なのに実はよく聞いている人とウンウン言いながら全く聞いていない人。わかっているけどできない人とわからないくせにできてしまう人。

ほんとうにいろいろです。

まず自分がどのような人間なのか？それを知ることがたいせつです。

あたまでわからない部分はほとんど背骨に現れます。

無意識の脊髄反射を担っているのは背骨だからです。ピンチに反発する人と腰が抜けてしまう人は背骨が違います。イケイケどんどんで行ってしまう人と慎重な人は背骨が違います。理解できない表現の違いは背骨に現れます。

ポキポキして身体のコリが楽になる、そのような整体の使い方もいいかもしれないですが、あなた自身がこれから迎える未曾有の時代の道しるべとして整体を活用されることをおすすめ致します。

たとえば腰痛ひとつをとってみてもそれぞれ異なります。それぞれ異なるから難しくもあるし、あっという間に痛みが消えてしまったりもします。

腰痛になってしまったけどとりあえず一時的に痛みをとってもらったからそれでいいや、これもその人の価値観でありブランドです。

腰痛になってしまったけど日々の生活の中で少しでもよくなっていきたい、そしていずれは長年続いた腰痛を克服したい！これもその人の価値観でありブランドです。

よくなっていく経験や体験を治療者側にあずけてしまうのはもったいないと思うのはぼくだけでしょうか？