何を言うかより誰が言うかが問題だ
うまく伝わらない
子どもさんをお持ちの保護者の方や部下をお持ちで指導する立場にいる人、部下とまでは行かないまでも会社などで後輩がいる人、そういった人たちは何か言葉でもって伝える立場にいると思います。
指導者という立場でなくても何かを伝える。
そのときに自分の望ましい行動、自分だけではなく会社や社会にとって有益なこと、ひつようなことを論じます。自分の経験談や誰かが言った名言などを駆使して何とか伝えようとします。
でもなんだか上手く伝わらない。それで苦悩される人もおられると思います。
一所懸命伝えているのにまるで伝わらず、悶々と日々過ごしているとある日突然その後輩の取り組む姿勢が変わっていて、おどろきます。どうしたんだろう?と思って聞いてみたら「昨日ユーチューバーが言っていた」とか「ドラマで言っていた」とか「本に書いてあった」というような理由で行動変容している。
あれだけ言ってきたのに、自分の言葉は伝わらず、ユーチューバーや書籍に負けるもんだとリアルに存在する自分を嘆いてみたりします。
子どもさんでもそうです。親が口酸っぱく言ってきてもひとつも聞きやしません。これまでは返事のひとつもしなかったのに、それが部活の先輩に言われたからという理由で朝起きてきて「おはよう」なんてあいさつするようになる。「いい傾向だ」と子どもの成長に目を細めるとともに、「自分は無駄なことをしてきたんだろうか?」って思ったりもする。
何を言うかよりも誰が言うかだ。
というのは、こういうときに慰めてくれる言葉なのでしょうか?
慰めてくれるというより無力感を増やしてしまうようにも思います。
氣を削ぐというやり方
これまでに口酸っぱく後輩や部下、子どもさんに行ってきた言葉は無ではありません。
たまたまその方法がうまくなかったというだけのように思います。
整体では息というものを大事にします。
とくに愛光流ではそのように学びます。
人間は息を吸い、息を吐きます。
これと同時に心臓の拍動は生じます。この心臓の拍動は緊張したり、激しい運動の直後などに数が増えます。好きな異性をみても拍動は増えます。この心臓の拍動は一般的には自己操作が困難です。「よし、いまから一分間に○○回心臓を動かすぞ」って思ってもなかなか難しい。
息も自動的に行っているとはいえ、「ゆっくり呼吸しよう」というのは可能です。大ヒットした鬼滅の刃でも主人公が呼吸をきっかけにして必殺技を繰り出します。この息というのがゆっくりで深い息だと人間はリラックスし、息が早かったり浅かったりするとどちらかというと緊張状態にあるようです。
ゆっくり息をしながらカッカカッカと腹をたてることができません。浅い呼吸、早い呼吸でしっかりと睡眠をとることは難しいようです。
それと同じように呼吸によって人間の行動が変わります。人間というのは理性の生き物だと言われていますが、それはウソで楽な方に流れます。誰でもそうです。努力している人も努力自体が楽しいか、努力の先にあるものがほしいがために努力しているに過ぎないのです。
人間は楽な方に流れます。楽するようにできているからそれでいいのです。
ということは、どれだけためになる言葉でも耳に入ることはありませんし、それによって行動を変えることはないのです。
ただ、息を変えるではないですけど氣の方向性を変えることで行動を変えることはできます。
勉強しようと思っていたのに・・・・
氣の方向性を変えるなんてどうやるの?難しいんじゃないの?って思うかもしれません。
できないまでも説明しますね。「あぁそういうことか」って思っていただけたらうれしいです。
たとえばこういうことがあります。
子どもの頃、小学生でも中学生でも高校生でもいいんですが、家で、部屋でくつろいでいたとしましょう。漫画を読んでいたり、テレビをみていたとしましょう。自分でもわかっているんですよね。「そろそろ宿題しなきゃな」って。残していると後で自分が後悔する。いまのうちにやっておいた方がいいのはわかっているんですね。心のどこかで、頭の片隅で、何度か自問自答してきた。「やらなきゃ」って。何となくその氣になれなくて、タイミングが悪くて、できなかった。でもようやくその氣になってきた。この機を逃さずデスクに向かおうとした瞬間。母親が「あんた!宿題したの?」とか「勉強しーや!」って言われた経験がありませんか?どうして母親というのはあんなにタイミングよくあの言葉を発するのだろう?その瞬間「いまやろうと思っていたのに!」ってやる気が削がれてしまう。そのままテレビの前に鎮座する時間がいたずらに過ぎていく。
それからも自主的にデスクに座るよりも、なんだか妙にいやいやデスクに向かうことになります。効率が上がるはずもなく、なんだかいやな気分だけが残ります。
ほかにも「今日はたらこでごはん食べよう」って思っていて、お櫃からごはんをよそった瞬間に「残っているカレー食べてくれたらうれしい」って言われてカレーを食べたこと。カレーは好きだけど美味しくなかった。それでもカレーに罪はない。
このことからわかるように、なにかしら氣が動く瞬間にその方向を変えるだけで人間は行動を変えるようです。
何を言うかより誰が言うかが問題だ、ではなく受け手の問題
このように考えてみると何を言うかは重要ではないし、誰が言うかもそれほど重要ではないのかもしれません。
たまたま言葉を受けとる側がどのようなタイミングにいるのかが問題になるように思います。
後輩や部下がほんとうに悩んで、悩んで悩んで悩み切っているときにその言葉は深く深く突き刺さるでしょう。
そのときに部下が問いかけようとするタイミングで手を差し伸べることができたら、それだけ神さまのように映るだろう。
そういったことを演出することも可能です。あのヒトラーが演説をすることで大衆を世論を味方につけ、ドイツは世界大戦へと進んでいったというのは史実とされています。
氣を削ぐというように表現しましたが、氣を与える、その氣にさせるということも技術としてできることのように思います。
もちろんそういったものをよき方向に使わなければいけないのは言うまでもありません。
noteマガジン再編のお知らせ
noteの記事が増えてきましたので、見つけやすいようにマガジンにいくつかの記事をまとめています。
記事自体も無料のものばかりを集めていますし、マガジン自体も無料ですのでフォローしてくださると更新がわかり易いかと思います。
noteですので記事を読むのにもしかしたらnoteのアカウント登録が必要かもしれませんが、その際にはよろしくお願いいたします。
今後も四柱推命の内容の記事は更新していくと思いますので、ぜひご一読ください(^^)
コロナウイルスの影響でステイホーム、リモートワークになったときに一番大事なんじゃないかな?と思ったのが風水でした。
家にいる時間が増えるということは、家の風水の影響を受けやすくなるということです。
風水も読者のみなさんが興味のある内容なのかと思います。
6月のからだと心のバランス講座
日時:6月26日(土) 16時~17時半
場所:愛光流からだと心整体 琴浦町指導室
受講料:1000円
受講資格:愛光流からだと心整体会員さま。非会員さまは当日に入会申し込みにご記入をお願いしています。
定員:10名程度
からだと心のバランス講座の参加は事前申し込みをお願いしています。
下記フォームかお電話、もしくは琴浦町指導室にてお申し込みください。
当日のお申し込みも受け付けています。
相談日について
日曜日は相談日です。
現地での鑑定や年間サポート契約のクライアントさまとの面会、講座などを主に行う日としていますので、遠慮なくお問い合わせください。
相談日以外でも鑑定のご依頼は受け付けています
整体操法は原則お受けしておりませんので、ご了承くださいませ。
ただし急患等はこの限りではありません。
営業日でも近隣への出張整体などで留守にしているタイミングもございます。
ご連絡の上、お越しくださいますようお願い申し上げます。
出張整体、出張講座、出張鑑定なども承ります。
各種鑑定、講座はオンラインでも受け付けています。
お願い
琴浦町指導室入り口に手指などを消毒できるようにしています
愛光流からだと心整体では手など皮膚に害のないタイプの次亜塩素酸水を使用しています。安心してご活用ください。
なお、こちらの商品は販売も行っています。在庫に限りがありますので早めにお求めくださいませ。
お申し込み
愛光流からだと心整体では、一般的に考えられている整体という身体的な側面だけでなく多方面から多角的に会員さまをサポートするよう心がけています。
本来ならば整体操法と言うものは、超がつくほど個人的なものです。
ひとりの人間を観てみても健康の問題だけでその人間ができているわけではありません。それゆえに多方面から観ていくひつようがあるのです。
各種サービスはそれぞれ独自のものではありますが、決して別々の、各々ぶつ切りのようなものではございません。
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