沖縄に続いて奄美地方も梅雨入りしたそうです。
雨がたくさん降る、雨が降るから梅雨なんだ。
梅雨というと6月の印象がありますが、5月の上旬から梅雨入り。
シトシト雨が降って、湿度が高くなる。
梅雨が好きな人もおられるかもしれませんが、梅雨になると途端に体調を崩す人もおられます。
整体で言うところの前後型と呼ばれる人は梅雨時期が苦手な人が多い。
梅雨に体調を崩すなぁという人は前後型である可能性があります。
前後型というと呼吸器に関係しています。
梅雨になると湿度が増えるので呼吸器に負担がかかるのです。
呼吸器疾患をお持ちの方やアレルギー反応が咳などで出る方は注意が必要ですね。
梅雨といえば打撲
整体で梅雨といえば・・・いろいろありますが、梅雨といえば打撲です。
なぜ梅雨といえば打撲なのかというと、梅雨になると打撲が再び戻ってきます。
過去に起こした打撲が梅雨とともやってきます。
雨が降ると古傷がシクシクと痛むという人がいます。
雨が降るせいかと思いますが、どの季節に降る雨なのかによって古傷が痛んだり痛まなかったりします。
しかしこの時期に雨が降ると古傷が痛む。
昔起こした自動車事故で痛めたところが痛くなってきます。
梅雨とはそういう過去の打撲が再燃してくる季節なのです。
過去の打撲が再燃してくると何となく全体が痛い。
仮に膝を痛めたとすると何となく膝全体が痛い。痛めたはずの右だけでなく左も痛い時がある。
左右を比べてみますと右の方が何となく腫れています。
そういうときは痛めた右膝を軽く叩きます。
そうすると全体的に痛い右膝。ピンポイントで「ここが痛い!」ってわかるようになってきます。
「ここが痛い!」という部分に癒氣する。
そうすることで過去の打撲がおさまってきます。
身体と心
打撲というと事故などで身体を強く打ち付けることによって生じます。
競技スポーツなどをしていてもそうですね。身体を強く打ち付けることで打撲が生じます。
身体が打撲したんだというとわかりやすい。身体部分を打ち付けると内出血して青くなったりしますね。身体の打撲は「〇年前に事故したなぁ」とか「〇年に手術したなぁ」とかですね。
打撲は身体ばかりではなく心も打撲します。
梅雨になると過去の打撲が出てきますから、何となく鬱々とした気持ちになる。
昔のことを思い出してイヤな気持ちになるというのも過去の打撲が出てきているからです。
わたしたちはストレスの多い社会に生きています。家族関係や友人関係など人間関係もストレスを生みます。人間ひとりでは生きていくことはできませんから、他者との関わりの中で心に打撲を負う人もいます。
心と離れる
梅雨になると過去の打撲が出てくる。
そしておそらくですけど、心に打撲を負っていない人はおられないでしょう。
誰にでもイヤな記憶のひとつやふたつはあります。
それを思い出して落ち込んだり、暗い気持ちになる。それはその人の性格が悪いとか、ネガティブだからとかではなく、単に湿気が増えたからです。
過去のイヤな記憶を思い出して暗い気持ちにあるのは当然のことです。
身体打撲と同様に心の打撲も対処しましょう。
心の打撲。打撲はこの時期に出てきます。ということは普段は潜んでいます。心の奥底にじっと隠れているのです。そして何かしらのトリガーと共に出てくる。梅雨はそのトリガーとなるのです。
ですから、じっと潜んでいる心の打撲を表に出す必要があります。
心の打撲の気持ちをノートに書きだす。そうすることで隠れていた心の打撲、その時の感情が表に現れます。色鉛筆などを使って書くとより効果的です。
その時の感情はどのような色で書くとピッタリでしょうか?
書き出したら誰にも知られないようにゴミ箱に捨ててしまいましょう。
誰かに見せる必要はありませんし、そのとき以外にその感情を味わう必要もありません。
もう終わりましたから。
そうすると何となくですが生活のクオリティが上がる。
心の部屋も整理整頓ができるからでしょうか、何となく生活のクオリティが上がってきます。
心の中は思っている以上に散らかっているのでしょう。
心の整理整頓のやり方がわからないから、お部屋の整理整頓に汗を流す人もいます。
ノートを取り出して、心の中も整理整頓しましょう。
過去の打撲にいつまでも囚われていては人生楽しくありませんからね。
YouTubeチャンネルのお知らせ
わたしたちのYouTubeチャンネル整体ああでしょう
こちらのチャンネルでも梅雨についてのお話をさせていただいています。
収録は先日してきました。これから公開される動画でも梅雨や打撲について話しています。
心理的打撲や悪夢についても話していますのでお楽しみに(^^)
コメント