第16回 整体人の昼下がり

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心と体を整えようというのは
ここ数年流行りのようです

どういう風にして健康になるのか

どうしたら本当に豊かに暮らしてゆけるのかというのは
これから重要な議題になって行くかと思います

 

たくさんの医療を使ったり
たくさんのクスリを使って
人間が健康になって行くということは本来ありません

 

なぜ人間はその病気になって
なぜその病気治るのかということを本来考えていかないといけないわけです

もっと言いますと
病気を治そうとすること自体が間違っているのです

 

言葉に語弊があるかもしれませんので
少々難しいかもしれませんが
その症状を治そうとすること自体が間違っています
ということを考えるのが
われわれ愛光流の整体なわけです

 

例えば風邪を引いて熱が出る

熱が出ると
当然ながら不愉快ですから
その熱を下げようとするのが
ごくごく一般的な考えです

 

ところが
その熱は風邪の菌が体の中に入ったから出るわけです

ということは
その熱は体の中に入った菌をどうにかして追い出そうとしている

体の中を殺菌しようとしているから熱を出したわけです

そういったときに出ている熱を
解熱剤を使って下げてしまうと
体はどうなってしまうと思います?

39℃なら39℃
40℃なら40℃
その分だけの熱が必要だったのです

40℃必要なのに39℃熱が出たからと言って
解熱剤で熱を下げてしまったら
体の中に菌が残ります

 

残ってしまった菌は脊髄や肝臓や腎臓に集約されます

それを放っておきますと
さまざまな病へと発展します

例として
「お酒も飲まないのに肝臓に数値が高い」
という人は結構いらっしゃいます

お酒を飲んでいる人よりも
お酒を飲んでいないのに肝臓の数値が悪い

これはみなさんがお若いころから
風邪の菌を追い出すために出た熱を
クスリを使って下げてしまった結果起きることです

だから今「コレステロールが上がった」わけじゃない

今から十年二十年前からみなさんの肝臓は草臥れていたと言えます

 

整体の考え方としては病気は元々その人の体で勝手に戻っていくのです

ですから
症状を観て
その症状を止めようとしてる限りは健康には至らないのです

体をどのようにして本当に治るものにしていけるのか

 

日本ではほとんどの人が病気になったらまず病院
風邪を引いたら病院
下痢をしても病院
何か悩みがあっても病院
となります

「あの人は最近病院に来ないからどこか悪いんじゃないのか」なんてことになったりします
病気を治すのは医者の仕事だと思われている

 

風邪もこれから冬になるにつれて流行ります
でも風邪を引かない人は引かないです
インフルエンザも同じです

 

風邪でもインフルエンザでも罹る条件になったら罹ります
条件とは
それほどの高熱を出さないと体が保たないと体が思っているからです
必要だからなるのです

だったら罹ってもさっさと治るようにしてしまった方がいい

もっと言うと
風邪やインフルエンザが必要な体の条件を知って
その条件にならないように日頃からちょっと手入れをしてみませんか
というのが整体の考え方です

 

風邪やインフルエンザを予防しようというような弱気な考えではなくもうちょっと強気です
来るなら来いという気持ちです
インフルエンザにやられてたまるものか
生きて生きて生き抜いてやるんだという気持ちが
整体では大事です

 

 

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