腎臓について書きました。
どうして腎臓のことを書こうかと思ったかと言いますと、不安があふれる世の中です。これからどうなっていくのだろうかという不安でいっぱいです。去年のこの頃はコロナという感染症のために世界がどうなっていくのか?という不安でした。経済的にも落ち込み、暗いニュースばかりでした。実際に感染症に罹患し、健康を脅かされるのではないかという不安でした。
ようやく感染症の不安は一段落といきそうです。
でも実生活はどうでしょうか?感染症が過ぎ去ろうとしていますが、生活は元には戻りません。変化を求められ、不安を感じています。
そのような情勢から腎臓のことを書こうと思った次第です。
腎臓の手当てをしましょう!
腎臓のはたらき
ひとことで腎臓といっても一般的に普通に生活をしているとなじみがありません。
腎臓がネットニュースをわかせることもありませんし、腎臓がバズることもありません。
腎臓も人体にある臓器のひとつですから、たいせつなものには違いありません。
なくなったら困るものに違いないのも当然です。
腎臓のはたらき。そこからまとめていきます。
一般的な医学の話です。
腎臓は身体の調整器官として重要な役割りをしています。
腎臓というとおしっことか汗とかが思い浮かびます。
身体の水分の調整をしています。
おしっこをつくって排出しているのですが、この材料となるのが血液です。血液のゴミをろ過して、おしっこにして捨てているのです。血液ドロドロとかいいますが、腎臓がろ過しきれないほどドロドロになっているということですね。第一線で腎臓ははたらいています。
血液の性質を調整している腎臓。ドロドロ血、ネバネバ血とくると心配になるのが血圧です。
腎臓は血圧の調整にも関係しています。
「塩分をとりすぎると血圧が上がるよ!」というのも腎臓から由来しています。
腎臓由来として注目すべきなのがホルモンです。
腎臓から出るホルモンは血液を造る作用があります。腎臓は血液を日々作るよう指令を出しています。
腎臓が働き過ぎて草臥れてきますと、血液を思うように造ることが難しくなります。指令が出ないからです。血液性質だけでなく血液の量も腎臓が関与しています。
もちろん、腎臓が指令を出してもよい材料が身体になければ、よい血液を効率的に造ることが難しくなります。
整体ああでしょうというYouTubeチャンネルの中でもお話させていただきましたが、腎臓のはたらきの中に体内のph調整というものがあります。
体内の酸とアルカリのバランス。これを調整しているのも腎臓です。
身体が酸化すると老いるとか言います。酸化というのは錆びるようなイメージですね。金属は酸化すると錆びます。身体も同じように酸化すると錆びてきて、動きが悪くなり、壊れやすくもろくなります。錆び方は金属とは異なりますが、イメージとしてはわかりやすいかと思います。身体が酸化するとさまざまな大きな病を引き起こすとも言われています。
腎臓は骨の成長や強さにも関係しています。
よくお年を召されますと骨がもろくなると言われます。ほんの些細な尻もちで「骨が折れた!」なんていうこともあります。若いころの姿からは想像もできないことです。
骨というとカルシウムが思い起こされますが、腎臓はカルシウムを吸収することに関係しています。よくいわれるのが、カルシウムが足りなくなったから、カルシウムを補給するために骨からカルシウムを使うので、骨がスカスカになる。そしてカルシウムを一生懸命に補給しようとするのですが、腎臓のはたらきがないとせっかく摂り入れたカルシウムをうまく活用できません。
骨の強さと腎臓は大きく関わっています。
一般的に知られている腎臓のはたらきをザッとまとめてみました。
五行で表す腎臓
医療の世界。いまでは西洋医学とか東洋医学とか言われています。
病院では西洋医学が主流です。
西洋医学ですが、日本にやってきた歴史は比較的最近のことです。1557年にポルトガルから伝わり、大分県ではじめて西洋式の病院を設立され、治療が行われました。
それまでは東洋医学だったのですね。そりゃそうですよね。人類が海に隔てられた距離を克服するまでは西洋から日本に伝わることは難しかったのです。
東洋医学は日本独自のものもあったでしょうが、その元となるものは中国から渡来したものでした。
中国には五行という考え方があり、五行において万物を表現します。その関係性などもそうです。
腎臓を五行で表すと水の五行。
五行の関係性という部分でわかりやすく説明します。
腎臓は水の五行。火の五行は心臓を表します。
水と火の力関係で言うと水は火の力を抑えたり、調整します。
腎臓のはたらきが心臓のはたらき、血圧や血流、血液の性質自体を調整していると五行の関係からも観ています。
最終的に腎臓の調整が効かなくなると、心臓の暴走を止めることができなくなるのも五行の関係から観ることができます。
腎臓が表す感情
五行は万物を表すものですが、感情も五行が割り振られています。
腎臓は水の五行。
水が表す感情は恐怖とか不安です。
腎臓が健康でしっかりとしているとそうでもないかもしれません。
しかし腎臓が疲れている、腎臓がはたらき過ぎている、腎臓に異常がある、という人は恐怖や不安と言った感情に囚われやすくなります。
もちろん冒頭で述べましたように、恐怖や不安を感じる素材はあります。
しかし、腎臓の状態で恐怖や不安という感情は大きくも小さくもなります。
ほんの少し着いた塵のように思えるものから、いくら這い上がろうと思っても逃れられない底なし沼のように感じたりもします。
腎臓の手当てをしましょう!
腎臓について書いてきました。
腎臓には健康であってほしいと思います。腎臓だけではない身体すべてが健康であることが望ましいのですが、今回は腎臓について書かせていただきました。
たくさんのはたらきをしている腎臓。その腎臓がきらいなものがあります。それは冷えることです。腎臓は冷えにとても弱いのです。
腎臓に健康であってほしい、腎臓にこれからもはたらいてほしい、と願うわれわれにとって、冷えは最大の敵です。
愛光流では冷えない工夫として保温と加温を推奨しています。
温度を逃がさないこと。温度を加えること。
温度を逃がさない工夫としては腹巻きをするとか、厚手のものを着るとかです。
温度を加える工夫としては足浴とか背あぶりなどがあります。
温度を逃がさない工夫にしても、温度を加える工夫にしても、よい方法とあまりよくない方法があります。
どのような方法が望ましいか、いまやっている方法が正しいのかどうか、などはお問い合わせいただきますと幸いです。
その他にも腎臓の急処をおさえるなどいろいろな方法があります。食事として腎臓を助ける食材を取り入れるのもひとつでしょう。
これからは寒さがやってきて、冷えがやってくる季節となりました。
とくに腎臓の季節になりますので、しっかりと手当てをして、健康を保っていただきたいと思います。
相談日について
日曜日は相談日です。
現地での鑑定や年間サポート契約のクライアントさまとの面会、講座などを主に行う日としていますので、遠慮なくお問い合わせください。
相談日以外でも鑑定のご依頼は受け付けています
整体操法は原則お受けしておりませんので、ご了承くださいませ。
ただし急患等はこの限りではありません。
営業日でも近隣への出張整体などで留守にしているタイミングもございます。
ご連絡の上、お越しくださいますようお願い申し上げます。
出張整体、出張講座、出張鑑定なども承ります。
各種鑑定、講座はオンラインでも受け付けています。
お願い
琴浦町指導室入り口に手指などを消毒できるようにしています
愛光流からだと心整体では手など皮膚に害のないタイプの次亜塩素酸水を使用しています。安心してご活用ください。
なお、こちらの商品は販売も行っています。在庫に限りがありますので早めにお求めくださいませ。
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愛光流からだと心整体では、一般的に考えられている整体という身体的な側面だけでなく多方面から多角的に会員さまをサポートするよう心がけています。
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